こんにちは!HRマネジメント編集部です。
採用活動の根本に迫るシリーズ【採用力ってぶっちゃけ何?】の第2弾、就業条件について紐解いていきます!
私たちが企業人事の現場で見てきた限りでも、応募者がよく見ている5つの基本就業条件は、実は企業側が過小評価しがちな領域です。
それでは、詳しく見ていきましょう!
応募者が「意外と見ている」5つのチェック項目
☐役職別に残業ルールがあるか? 運用されているか?
☐有給・育休が取りやすい空気と実際の取得実績があるか?
☐年間休日は120日以上か? 曖昧な表現になっていないか?
☐給与水準は同業・同地域と比べて妥当か? 内訳はわかりやすいか?
☐社会保険や健康診断など、法定制度がちゃんと整備されているか?
当社の「採用力診断」では、上記の5つを含む視点から採用力を分析します。
見られているのは、「制度」より「実態」
「うちにもその制度、ちゃんとありますよ!」
という声がよく上がってきます。
最近の応募者は、「その制度が本当に使われているのか」までしっかり見ています。
口コミサイトや面接での質問、エージェント経由の情報などから、制度が形だけで実際には活用されていないことが伝わってしまうことも少なくありません。
・有給休暇の取得率
・男性の育休取得実績
・固定残業の時間と明記の有無
・試用期間中の社保加入状況
こういった小さな違和感が、選ばれない理由になることも危惧されます。
求職者に実態が伝わっていますか?
制度があっても、
・表現があいまい
・求人票に載せていない
・面接で詳しく話せない
という上記の状況では、応募者には「その制度は実際にないのではないか」と受け取られてしまうことがあります。
差がつくのは「特別な制度」より「基本の整備」
私たちが支援してきた企業の中には、特別な福利厚生がない中小企業でも基本条件を整理して言語化するだけで応募率・採用単価が改善した事例が多数あります!
つまり、採用力を高める最初のステップは、
自社の基本条件がきちんと整備されていて、それが応募者に正しく伝わっているかを確認することです。
まずは、自社の「就業条件」、チェックしてみませんか?
HRマネジメントでは、残業時間・休暇・年間休日・給与水準・社会保険といった5つの視点から、自社の見えない魅力と課題を可視化する無料の採用力診断を提供しています。
▼診断でできること
・社風を分析し、「自社に合う人材像」を明確化
・求職者の視点で求人票を見直し、魅力的で分かりやすい内容にブラッシュアップ
・離職やミスマッチの原因を徹底的に洗い出し、その結果をもとに改善策を実施
採用の差は、「伝え方」から始まります。
大手企業であっても、スタートアップ企業であっても、採用における信頼獲得には、就業条件の整備とそれを的確に発信する力、両方が欠かせません。
まずは、自社の現状を客観的に見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。
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